高等学校の先生向け情報

高大連携基礎プログラミングについて

本事業は、高等学校1~3年生(中等教育学校4~6年生)を対象として実施する大学基礎教育のプログラミングの先取学修です。本学の1年次情報基礎科目に準ずるレベルのプログラミングおよび演習の講座を、e-learningにより提供します。参加費は無料です。成績が一定の基準に到達した場合は、本学の正規の科目として単位を与えます。大学に入学した際には単位認定の申請により修得済み単位として認定される可能性があります。

応募条件

本事業への応募は高等学校単位でお願いしています。本事業の対象は高等学校1~3年生(中等教育学校4~6年生)です。特定学校への偏りを避ける観点から、本事業の内容を受講する学力を備えた「3名~5名」の生徒を選抜し、推薦いただきます。

(注記※1)高等学校3年生(中等教育学校6年生)で受講を認められた場合は、「先取り学修」として一定の成績を修めることで単位が認定されますが、本学の総合型選抜の参考資料とすることはできません。

(注記※2)1校3名~5名での応募が基本ですが、40名以内で人数に余裕があれば1名・2名での受講も可能としますので、事前に応募期間に申込みをしてください。ただし、3名以上のグループが優先となりますので必ずしも受講出来るとは限りませんのでご注意ください。

(注記※3)応募者多数の場合に、参加定員の一部について、高等学校教育と大学教育の円滑な接続を図ることを目的とした包括協定を本学と締結している東京都立高等学校を優先いたします。 

(注記※4)応募者多数の場合に、抽選を行うことがあります。 

応募に際して、高等学校ごとに窓口担当の教員を1名以上配置いただきます。窓口担当の教員の方には、以下のことをお願いいたします。

  1. 受講に必要なプログラミング言語処理系および実習に使用するアプリケーションを生徒が使用でき、問題なく実習が行えるようにサポートをおこなう。
  2. 定期的に(少なくとも2週間に1回以上、ただし休暇期間中は除く)ミーティングを開催し、受講のようすを聞き取り、受講上の問題等について相談にのる。
  3. 受講上の問題が生じた場合は、本学と連絡を取り、問題の解決にあたる。

上記は要点ですので、詳細は「確認事項」をご確認ください。なお、学習内容に関する質問等は本学側がe-learningシステムを通じて直接相談にのります。

「高大連携基礎プログラミング」確認事項

応募手続き

募集は次のスケジュールにしたがって行います。

 日程  内容 
~2025年4月20日(日) 事業内容の周知期間
2025年4月21日(月)~5月13日(火) Webエントリー期間
2025年4月28日(月)~5月16日(金) 応募書類の提出(郵送必着)
2025年6月中旬頃 選考結果通知
2025年7月6日(日) 初回スクーリング開催(予定)
2025年11月16日(日) 最終スクーリング開催(予定)

応募書類に基づき、学習条件等考慮の上、最大40名の枠内で選考を行います。学校単位の応募の場合、応募いただいた生徒の一部だけ採用することはありません。選考を通過した受講生については、本学の高大連携に係る科目等履修生として入学手続きをして頂きます(費用は無料です)。

 

受講スケジュール

受講スケジュールは以下の通りです(予定であり、今後変更される可能性があります)。

 日程  内容 
2025年7月6日(日) 第1回スクーリング ガイダンス、学習のための初期設定など
2025年7月13日(日) 第2回スクーリング ガイダンス、#1~#5の内容説明
2025年7月〜8月 受講期間(前半) #1~#6の学習を進め課題提出
2025年8月18日(月) 勉強会(任意参加) 総合課題プレゼンに向けて,TAといっしょに#1~#6の課題に取り組みます
2025年8月25日(月) 第3回スクーリング #6(総合課題)プレゼン
2025年9月~12月 受講期間(後半) #7~#15の学習を進め課題提出
2025年11月16日(日)
第4回スクーリング
#6, #15(総合課題)プレゼン

成績評価については、提出課題およびスクーリングのプレゼンテーション・質疑をもとに実施します。2025年度中に最終成績を、各高等学校に連絡いたします。

※2025年度は、対面でスクーリングを実施する予定です。状況に応じて、オンラインでのスクーリングも同時開催(ハイフレックス)する場合があります。

※本演習のスクーリングに参加した際の活動の様子を撮影・録画し、 個人が特定できないようにした上で、本演習の報告や広報のために使用することがあります。 

応募方法(Webエントリー、郵送による書類提出)

  1. Webエントリー[学校単位]
    期間(2025年4月21日~5月13日)に、窓口の先生が、エントリーを行ってください。
    Webエントリー

  2. 書類提出[学校単位,個人単位 共通]
    期間(2025年4月28日~5月16日, 郵送必着)に、窓口の先生から応募書類(応募用紙、確認事項チェックリスト)と生徒の課題作文を下記まで郵送してください。書類には高等学校側の支援体制に関する情報を記載いただきます。また、候補となる生徒の氏名・性別・学年・本事業に参加する上で必要となる学力に関する所見を記載いただきます。
    詳細はWebエントリー期間になりましたらこちらに掲載いたします。


    1. 〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
    2. 電気通信大学
    3. アドミッションセンター
    4. ※ 下記のボタンより、封筒貼付用の宛先用紙をダウンロードしてお使いください。

    応募用紙 応募用紙(記入例) 確認事項チェックリスト 封筒貼付用の宛先用紙


(記入要領)


(Webエントリー)

  1. 教員氏名には実際に実務を担当される先生が含まれるようにお願いします。
  2. 連絡をメールで差し上げますので、メールアドレスには、実務を担当される先生のメールアドレスをご記入ください。
            

(応募用紙)

  1. 電話番号は高校の電話番号をご記入ください。
  2. 教員氏名には実際に実務を担当される先生が含まれるようにお願いします。またかっこ内に学校内でのお立場を具体的にご記入ください。
  3. 連絡をメールで差し上げますので、実務を担当される先生のメールアドレスをご記入ください。
  4. コンピュータ環境と支援体制には、貴校で生徒が本講座の実習を実際に行うための環境をどのように準備されるか、生徒がコンピュータ環境や受講の進め方について困っている時に相談できる体制をどのように整えるかをご記入ください。なお,プログラミングの内容に関する相談は本学側でLMS経由で対応しますが、うまくLMSが使えないなどの相談には貴校にてご対応いただく必要があります。
  5. 推薦生徒に関する情報は、3名以上5名以内の記入をお願いします。1名または2名の場合は上述の「(注記※2)」についてご了解ください。
  6. 「学力の所見」には、当該生徒が本講座を受講できる程度の学力を持っていると考えることの所見と、本人が本講座を受講したいと考えていることの所見を簡潔にご記入ください。
  7. 窓口教員代表者氏名については、自筆記名をお願いします。
          

(確認事項チェックシート)

  1. 応募条件の「高大連携基礎プログラミング」確認事項を読み、確認済みの項目にチェックを入れてください。
  2. 窓口教員代表者氏名については、自筆記名をお願いします。

課題作文について

課題文として、各生徒に次のテーマに関する内容を含む作文を書いてもらい、応募書類とともに送付頂きます。必ず、生徒本人の考えを書いたオリジナルの内容である必要があります。

  1. 1。プログラミングについて学ぶことは自分にとってなぜ必要か

課題文の分量は「A4版1ページ程度」とします。ただし、その倍くらいまで多くなっても差し支えはあり ません。先頭に「題名(好きにつけてよい)」「生徒の氏名」を記載してください。それ以後の形式は自由とします。手書きでもプリンタ出力でも構いません。散逸しないように綴じて、応募書類に記載した順に束ねてお送りください。

 

選考終了後の事務手続きについて

選考終了後の事務手続きについては、決まり次第、こちらに掲載いたします。