高校生向け情報

高大連携基礎プログラミングについて

本事業は、高等学校1~3年生(中等教育学校4~6年生)を対象として実施する大学基礎教育のプログラミングの先取学修です。本学の1年次情報基礎科目に準ずるレベルのプログラミングおよび演習の講座を、e-learningにより提供します。参加費は無料です。既定の要件を満たしてコースを修了すると、成績が一定の基準に到達した場合は、本学の正規の科目として単位を与えます。大学に入学した際には単位認定の申請により修得済み単位として認定される可能性があります。

コースのスケジュール

本コースは次の表のようなスケジュールで実施します(予定であり、今後変更される可能性もあります)。

 日程  内容 
2025年7月6日(日) 第1回スクーリング ガイダンス、学習のための初期設定など
2025年7月13日(日) 第2回スクーリング ガイダンス、#1~#5の内容説明
2025年7月〜8月 受講期間(前半) #1~#6の学習を進め課題提出
2025年8月18日(月) 勉強会(任意参加) 総合課題プレゼンに向けて,TAといっしょに#1~#6の課題に取り組みます
2025年8月25日(月) 第3回スクーリング 総合課題(#6)プレゼン
2025年9月~12月 受講期間(後半) #7~#15の学習を進め課題提出
2025年11月16日(日)
第4回スクーリング
総合課題(#6,#15)プレゼン

  1. 2025年度は、e-learningと対面のスクーリングで実施する予定です。状況に応じて、オンラインでのスクーリングも同時開催(ハイフレックス)する場合があります。
  2. 第1回スクーリングでは、本学のアカウント利用の説明と学習に必要となる初期設定などを行います。
  3. 第2回スクーリングでは、ガイダンスとしてLMS(学習管理システム)の使用方法、教材の進め方を説明し、#1(初回)を中心に#5までの範囲で内容を説明し、演習をおこなっていただきます。
  4. 受講期間(前半)では、第2回スクーリングで説明のあった#1~#6の教材について各自演習を行い、プログラムを作成して、課題レポートを提出していただきます。
  5. 第3回スクーリングでは、#6(総合課題)の内容をプレゼンテーションしていただき、質疑を行います。
  6. 受講期間(後半)では、#7~#15の教材について各自演習を行い、プログラムを作成して、課題レポートを提出していただきます。
  7. 第4回スクーリングでは、#6(総合課題)と#15(総合課題)の内容をプレゼンテーションしていただき、質疑を行います。

※本演習のスクーリングに参加した際の活動の様子を撮影・録画し、個人が特定できないようにした上で、本演習に関する報告、または広報のために使用することがあります。

受講期間における進め方

  1. 受講期間には、各自がLMSにある教材(テキスト、ビデオ)を用いて学習を進め、課題をやっていただき、結果をレポートとして提出して頂くことになります(提出もLMSの機能でできます)。
  2. 各回の教材は、期間内であればいつ出していただいても大丈夫ですので、皆さんの都合や高校の都合に応じて学習してください。
  3. 内容に関する質問については、LMS上の質問フォーラムに書いていただければ、担当チームから回答いたします。内容の難しいところの説明、課題のヒント、うまく動かないときの相談など、何でも気軽に質問してください。
  4. 各高校には、LMSを使用する環境や、課題のためのプログラミングをおこなう環境のサポートをお願いしています。「動かし方」で分からないことは高校の先生にお願いしてください。また、自宅のパソコンなどで実施したい場合も、高校の先生に相談してください。
  5. 高校の先生には、2週間に1回以上の頻度で集まる機会を設け、学習のようすを見て頂くようにお願いしています。受講生同士の相談や協力も認めていますので、うまく活用してください。ただし、課題のレポートは各自で書くようにお願いします(レポートが同一の場合、単位認定されない場合があります)。

内容の水準について

内容は本学の1年次情報基礎科目に準ずるレベルであり、高校生では学んでいない事項も含まれています。ただし、提出する課題は各自で選ぶことができますので、自分の出せる課題から選んで実施することで差し支えありません。

高度な内容については、本学の授業でも「必須」とはしていませんので、興味がある人だけ学ぶことでよいです。高校で学んでいないことも含まれる場合があり、その場合は飛ばして構いません。本事業ではスクーリングでプレゼンテーションをして頂くことで試験に替えていますので、試験は実施しません。

応募について

本コースの応募は次の2種類です。


基本的に学校単位での応募をお願いいたします。大学1年次の内容に相当しますので、高校の先生による受講環境のサポートや、受講生同士の相談や協力も想定しているためです。ITパスポート等の資格をすでにもっていて独力での受講も可能と思われる高校生の場合には、個人単位での受講を受け入れる場合があります。その場合も、学校単位での応募の場合と同じ日程で、高校の先生からの応募用紙の郵送が必要になります。

学校単位:

学校単位でおこなって頂きます。応募に際して、高等学校の先生の記入した応募書類を送付して頂きます。また、1つの高校から応募できる人数に制限を設けています。所属する高等学校の先生に相談してください。先生には次のURLをお知らせください。
URL:http://www.kodai.uec.ac.jp/jb/2025/for_teachers.html

個人単位:

ITパスポート、情報検定(J検)、基本情報技術者試験(FE)などの資格を持つ場合、個人単位で応募頂くことが可能です。
  1. Webエントリー
    期間(2025年4月21日~5月13日)
    お名前、学校名、学校の住所、学年、連絡の取れる先生のお名前、取得している資格、メールアドレスを記入していただきます。また、資格を証明するもののアップロードのお願いいたします。
    Webエントリー(個人用)

    (※Googleログインが必要です)
  2. 書類提出
    期間(2025年4月28日~5月16日, 郵送必着)
    所属する学校からの書類の提出をお願いいたします。先生には次のURLをお知らせください。また、書類には、Webエントリー後に送信される「UEC高大連携基礎プログラミングエントリー受付」のメールに記載されている受付番号の記入が必要です。
    URL:http://www.kodai.uec.ac.jp/jb/2025/for_teachers.html

特記事項 選考に採用された場合は、高等学校長等から高大連携に係る科目等履修生として推薦して頂くとともに、願書(住所、氏名、性別、生年月日、学年、電話番号、電子メールアドレス、写真など)を提出していただきます。受入れが許可された場合、高大連携学生として登録し、LMSの通知を受信頂くため、願書の情報を利用することになりますので予めご了承ください。