高校生向け情報

高大連携・基礎プログラミングについて

本事業は、高等学校1~3年生(中等教育学校4~6年生)を対象として実施する大学基礎教育のプログラミングの先取学修です。本学の1年次情報基礎科目である「基礎プログラミングおよび演習」(必修科目)の内容をそのまま、e-learningにより提供します。参加費は無料です。既定の要件を満たしてコースを修了すると、本学に入学した場合は入学後に「基礎プログラミングおよび演習」の単位が認定されます。

コースのスケジュール

本コースは次の表のようなスケジュールで実施します(予定であり、今後変更される可能性もあります)。

 日程  内容 
2022年7月17日(日)10:00-11:00 第1回スクーリング ガイダンス、#1~#5の内容説明
2022年6月〜8月 受講期間(前半) #1~#6の学習を進め課題提出
2022年8月26日(金)13:00-17:00 第2回スクーリング #6(総合課題)プレゼン
2022年9月~11月 受講期間(後半) #7~#15の学習を進め課題提出
2022年11月20日(日)
10:00-11:00/14:00-15:00/17:00-18:00
第3回スクーリング
#15(総合課題)プレゼン
①〜③のいずれかの時間帯に発表

  1. 2022年度は,e-ラーニングと対面のスクーリングで実施する予定です。状況に応じて,オンラインでのスクーリングも同時開催(ハイフレックス)する場合があります。
  2. 第1回スクーリングでは、ガイダンスとしてLMS(学習管理システム)の使用方法、教材の進め方を説明し、また、#1(初回)を中心に#5までの範囲で内容を説明し、演習をおこなっていただきます。
  3. 受講期間(前半)では、第1回スクーリングで説明のあった#1~#6の教材について各自演習をおこない、プログラムを作成して、課題レポートを提出していただきます。
  4. 第2回スクーリングでは、#6(総合課題)の内容をプレゼンテーションしていただき、質疑おこないます。発表までに、#6のレポートを提出いただいていることが必要です。
  5. 受講期間(後半)では、#7~#15の教材について各自演習をおこない、プログラムを作成して、課題レポートを提出していただきます。
  6. 第3回スクーリングでは、#6(総合課題)と#15(総合課題)の内容をプレゼンテーションしていただき、質疑おこないます。発表までに、#15のレポートを提出いただいていることが必要です。

※本演習のスクーリングに参加した際の活動の様子を撮影・録画し、個人が特定できないようにした上で、本演習の広報のために使用することがあります。

受講期間における進め方

  1. 受講期間には、各自がLMSにある教材(テキスト、ビデオ)を用いて学習を進め、課題をやっていただき、結果をレポートとして提出して頂くことになります(提出もLMSの機能でできます)。
  2. 各回の教材には、おおまかなめやすの時期が書かれていますが、期間内であればいつ出していただいても大丈夫ですので、皆さんの都合や高校の都合に応じて学習してください。
  3. 内容に関する質問については、LMS上のフォーラム(掲示板)に書いていただければ、担当チームから解答させていただきます。内容の難しいところの説明、課題のヒント、うまく動かないときの相談など、何でも気軽にリクエストしてください。
  4. 各高校には、LMSを使用する環境や、課題のためのプログラミングをおこなう環境のサポートをお願いしています。「動かし方」で分からないことは高校の先生にお願いしてください。また、自宅のパソコンなどで実施したい場合も、高校の先生に相談してください。
  5. 高校の先生には、2週間に1回以上の頻度で集まる機会を設け、学習のようすを見ていただくようにお願いしています。受講生どうしの相談や協力も認めていますので、うまく活用してください。ただし、課題のレポートは各自で書くようにお願いします(レポートが同一の場合、減点します)。

内容の水準について

内容は本学の初年次科目そのままなので、高校生では学んでない事項も含まれています。ただし、提出する課題は各自で選ぶことができますので、自分の出せる課題から選んで実施することで差し支えありません。

高度な内容については、本学の授業でも「必須」とはしていませんので、興味がある人だけ学ぶことでよいです。「必須」の範囲は「ex」(試験範囲)の印がついていますが、高校で学んでいないことも含まれる場合があり、その場合は飛ばして構いません。(本事業ではスクーリングでプレゼンテーションをして頂くことで試験に替えていますので、試験は実施しません。)

応募について

本コースの応募は、高校単位でおこなって頂きます。応募に際して、高等学校から、高等学校の先生の記入した応募書類を、参加を希望する高校生の皆さんの作成した課題文とともに送付して頂きます。また、1つの高校から応募できる人数に制限を設けています。所属する高等学校の先生に相談してください。先生には次のURLをお知らせください。

URL:http://www.kodai.uec.ac.jp/jb/2022/for_teachers.html

選考に採用された場合は、高等学校長等から高大連携に係る科目等履修生として推薦していただくとともに、願書(住所、氏名、性別、生年月日、学年、電話番号、電子メールアドレス、写真など)を提出していただきます。受入れが許可された場合、高大連携学生として登録し、LMSの通知を受信頂くため、願書の情報を利用することになります。あらかじめご了解願います。