2022年度「高大連携・基礎プログラミング」確認事項

 

2022年度「高大連携・基礎プログラミング」においては、電気通信 大学共通教育部情報部会がカリキュラムに責任を持ち教材の準備やスクーリングの運営を行いますが、参加する生徒の所属高等学校にも一定の協力をお願いしています。本「確認事項」で、その具体的内容を記します。

  1. 本講座は、プログラミングを学ぶことに意欲のある生徒を対象に、 電気通信大学の初年次科目の内容をほぼそのままの形で提供するもので す。したがって、それに相応する難易度であることを、参加希望生徒に確認してください。
  2. 本講座には3回のスクーリングがありますが、そのために電気通信大学に来校できるよう、ご配慮をお願いします。なお、先生が引率される場合、スクーリングの見学を歓迎いたします。
  3. 本講座は学習管理システム(LMS)を通じて内容を提供し、疑問点について質問・応答を行い、課題を提出する形を取ります。LMSおよび動画 教材はすべてブラウザ経由でアクセスします。生徒が問題なくこれらを利用でき、教材の視聴・質問応答・課題の提出を行えるように、サポー トをお願いします。
  4. 2022年度は状況によってはスクーリングをオンラインで実施します。その場合、参加生徒がスクーリング を受講できるようミーティングソフトを用いた高等学校における参加または自宅等における参加の手配・手引きをお願いします。
  5. 本講座の受講に必要なプログラミング言語処理系および実習に使用するアプリケーションを、生徒が使用でき、問題なく実習が行えるよう に提供をお願いします。具体的には以下のものです。
    ・標準のRuby言語処理系(rubyコマンド、irbコマンド)
    ・C言語の処理系(標準のC言語が実行できるものであること)
    ・gimp描画ツール(フリーソフト、Windows/MacOS対応)
  6. プログラムそのものの書き方は講座側でカバーしますが、前項で挙げたソフトの使い方の部分は、環境により違いがあるため、高等学校で サポートをお願いします。
  7. 定期的に(少なくとも2週間に1回以上、ただし休暇期間中は除く)ミー ティングを開催し、受講のようすを聞き取り、受講上の問題等について相談に乗るようにお願いします。学習内容についてはLMS上のフォーラ ム機能を通じて遠隔で質疑を受け付け対応しますので、フォーラムで質問するように指導をお願いします。
  8. 教材が難しい、課題のやり方や提出方法がわからない、実習環境がうまく使えない等、受講が難しくなるような問題が生じた場合は、共通教育部情報部会と連絡を取り、問題の解決にあたることをお願いします。
  9. 生徒が授業中ならびに授業への往復途中に事故等に遭遇した場合に対応するため、必要な保険等に加入してください。
  10. 本講座に参加する生徒は電気通信大学の高大連携に係る科目等履修生となっていただきます。これに関して、検定料、入学料、授業料その他の費用は不要です。なお、スクーリング等に参加するための本学までの交通費は生徒自身の負担となります。