4月19日(土)に、2025年度第1回UECスクールJr.を実施しました。
本講座では、マイコンとセンサーを使って身のまわりのデータを集め、そのデータをコンピュータで整理・分析することで、どんなことが分かるのかを考えます。集めたデータから自分なりに気づいたことをもとに、「もっと知りたい」「調べてみたい」と思う問いを自分で立てて、探究活動に取り組みます。中学生(都立中高一貫教育校の新3年生)22名に参加していただいています。
全4回の演習を行った後、夏休みには発表会を予定しています。
はじめに、データ計測の準備を行いました。
プログラミングに使用するJupyter-Labを起動させ、操作方法を学びました。
次に教育用マイコンボードmicro:bitとセンサーを搭載した計測装置をセッティングしました。この装置は、温度・湿度・二酸化炭素(CO2)濃度を計測できます。
はじめは緊張した面持ちもありましたが、熱心に先生の話に耳を傾けていました。 その後、仲間と意見を出し合いながら試行錯誤し、時には先生や本学大学院生(TA)スタッフに質問しながら実践を進め、自発的な姿勢が頼もしく感じました。
グループワークでは、はじめに、グループに分かれて、配布された測定機器の使い方を確認しました。
その後、室内の環境を測定し、空気の状態や人の活動との関係を考えることを目的とした活動に向けて、測定場所はどんなところが良いか、グループごとに話し合いを行いました。TAもアドバイスができるよう各グループに入り、みんなで意見を出し合いワークシートに纏めました。
他の学校のグループとも交流が深まるよう、レクリエーションを行いました。声を出さずに誕生日を伝え合い、1月生まれから順番に並びました。生まれた年は関係ありませんので、間にTAも入りました。
誕生日順に並べたかどうかの答え合わせで盛り上がったところで、お互いの自己紹介を行いました。 これから実りある3ヶ月にしていきましょう。
次回はオンライン学習会です。