活動報告

Activity Report

2024年度 第3回 UECスクール プログラミング入門を実施しました

2025年2月16日(日)、高校1~2年生を対象とした「2024年度 第3回UECスクール プログラミング入門(B日程)」を実施しました。本講座では、プログラミングをはじめとする情報技術を生活の中で活用する方法を学び、実践的なスキルを身につけることを目的としています。

今回も定員を大きく上回る応募があり、厳正な選考の結果、24名の高校生が参加しました。本講座は全3回の構成で、「基本」「実践」「発展」と段階的に学習を進め、春休みには発表会を予定しています。毎回の講座では、講師だけでなく本学の学生スタッフ(TA)もサポートを担当し、参加者の学習を支援しています。

演習1:配列を学ぶ

リストの平均を求めるプログラムや、フィボナッチ数列の作成について演習を行いました。また、前回学んだ関数の発展編として「値を渡す関数」について学びました。

演習2:I2Cセンサーの利用を学ぶ

複数のセンサーを並列につなぎ同時に使用できるI2C(Inter-Integrated Circuit)を使い、センサーからデータを取得するプログラムの作成について学びました。空気清浄機やエアコンなどの空気を調べるセンサーとして開発された「CCS811」や、気象観測システムなどに活用されている「BME280」を、小型マイコンボードmicro:bitに接続しプログラムを作成しました

演習3:モーターの利用について

サーボモーターや、DCモーターの利用方法について紹介しました。

グループ学習:マイコンを使った課題解決

グループに分かれ、今回学んだ「変数・配列」を活用し、身近な課題を解決する装置を考えました。その成果をスライドに纏め、グループごとに発表を行いました。

質疑応答の時間には、質問だけでなく感想やアドバイスも交換し合い、また、学会を経験しているTAからは、発表の仕方や分かりやすいスライドの作り方についてアドバイスをもらいました。最終発表会に向けてより良いものになると期待しています。

アイデア例

  1. 1. 土壌水分センサーを使った自動水やりシステム
  2. 2. スイッチボット オートシステム
  3. 3. 家庭の異常を探知しよう
  4. 4. 熱中症アラートの作成
  5. 5. 環境適正プログラム
  6. 6. 温度感知システム