2024年1月26日(日)、高校1~2年生を対象とした「2024年度 第2回 UECスクール プログラミング入門(B日程)」を実施しました。本講座では、プログラミングをはじめとする情報技術を生活の中で活用する方法を学び、実践的なスキルを身につけることを目的としています。
今回も定員を大きく上回る応募があり、厳正な選考の結果、24名の高校生が参加しました。本講座は全3回の構成で、「基本」「実践」「発展」と段階的に学習を進め、春休みには発表会を予定しています。毎回の講座では、講師だけでなく本学の学生スタッフ(TA)もサポートを担当し、参加者の学習を支援しています。
今回は「実践編」として、配列の活用について学びました。演習では、小型マイコンボード「micro:bit」を使用し、赤外線リモコンを使ってルームライトを操作するプログラムを作成しました。
本学大学院生による講演が行われ、「大学生活や研究」についてお話しいただきました。お話していただいた大学院生の先輩は、「第6の指」の身体化を研究している研究室に所属しており、その研究内容についても紹介してくださいました。理系進学を目指す参加者が多く、質疑応答では多くの質問が寄せられました。
グループに分かれ、今回学んだ「変数・配列」を活用し、身近な課題を解決する装置を考えました。アイデアに行き詰まった際は、TAや他のグループと積極的に交流しながら発表準備を進めました。その成果をスライドにまとめ、グループごとに発表を行いました。
質疑応答の時間では、課題解決に向けた新たな視点が生まれる意見交換が行われ、また、お互いの発表の良い点を認め合うことで、参加者の自信にもつながる充実した時間となりました。
アイデア例