2024年7月21日(日)、高校1~2年生を対象とした「2024年度 第1回UECスクール 理科学実験」を実施しました。本講座では3回にわたり、物理の実験を行い、実験の進め方と実験レポートの書き方を身に付けます。
エアホッケーと同じ原理で摩擦を非常に小さくできる滑走台(エア・トラック)を用いて、空気抵抗の大きさを観測しました。空気抵抗のモデルを定式化し、滑走体の速度と加速度(空気抵抗の大きさに相当)の関係を予想し、実際に計測してグラフに表してみました。
速度に比例する空気抵抗(粘性抵抗)と速度の2乗に比例する空気抵抗(慣性抵抗)の両方の影響が観測されていることを、グラフから読み取ることが出来ましたが、その両者の割合は滑走体によって異なることなどがわかりました。