活動報告

Activity Report

2019年度 第3回 高大接続教室を実施しました

12月15日(日)と22日(日)に、2019年度第3回高大接続教室を実施しました。



アスピリンの合成と分析の実験(理科学実験III)

はじめに、本学で化学生物学を専門とする瀧真清准教授(Ⅲ類化学生命工学プログラム)による、「人工分子の生物進化による医療工学的ものづくり」と題する講演を聞いてもらいました。企業との共同研究が紹介され、タンパク質と薬の関係が簡潔に説明されました。

次に、これまで提出された実験レポートへの講評がなされ、実験レポートの考察部分の書き方と実験ノートの書き方について、配布資料をもとに学びました。続いて、今回の「アスピリンの合成と分析の実験」についての説明を聞き、その原理と方法について学びました。

実験では、アスピリンを合成し、再結晶による精製を行い、得られた生成物の収率を求めました。また、合成後に捨てられた液中のサリチル酸を定性分析しました。さらに、赤外分光分析によって、生成物がアスピリンであることを確かめました。

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