10月20日(日)と27日(日)に、2019年度第2回高大接続教室を実施しました。
はじめに、本学で流体力学を専門とする宮嵜武教授(Ⅲ類機械システムプログラム)による、「アーチェリー矢に働く空気抵抗の謎」と題する講演を聞いてもらいました。風洞実験やアーチェリーの選手の実射実験の結果等を交え、わかりやすい説明がなされました。
次に、レポートの書き方を復習し、実験誤差と有効数字やグラフの書き方と読み取り方について、配布資料やテキストをもとに学びました。続いて、今回の「空気抵抗の実験」についての説明を聞き、その原理と方法について学びました。
実験は、二人一組で行われました。二人で協力して、エアトラック上での滑走体の減速運動を観測しました。得られたデータから速さや加速度の大きさを求め、グラフにして、空気抵抗が速さに比例する項と二乗に比例する項の和で表されることを確かめました。